2015年までに月面に無人探査機を送り込む民間ミッションが日本で始動します。Googleがスポンサーとなっている宇宙を舞台にした壮大な賞金レースであるGoogle Lunar X PrizeにWLSの一員として日本人チームも参加します。リアルです。このビックゲームに勝つには、日本の皆さんの力が必要です。一緒にワクワクしたいサポーターの参加をお待ちしています。

2010/10/31

11月7日(日)早稲田祭ゲスト出演


ヴァージンギャラクティック社の宇宙旅行に当選し、
日本人初宇宙に行く稲波さん(早稲田大学ファイナンス研究科在籍)が
主催する早稲田祭でのイベントにWLSJがゲスト出演します。
(プレゼンの内容は前回の設立イベントと同様となる予定です)

ヴァージンギャラクティック社はWLSが参加しているGoogle Lunar X Prizeの
前身であるAnsari X Prize(民間資本で有人宇宙飛行に成功したら賞金1000万ドル)
みごと賞金を獲得したスケールド・コンポジット社共同で宇宙船を開発しています。


「国産ロケットはなぜ墜ちるのか」を出版した宇宙ノンフィクション・ライターの
松浦晋也さんとのトークショウも見逃せません。

司会は、宇宙漫才に挑戦する青森漫才 あどばるーんです。
あどばるーんはNHK「爆笑オンエアバトル」にも出演し、人気急上昇中です。


日時:2010年11月7日(日)15:00~17:00(14:30開場)
場所:早稲田キャンパス15号館102教室
参加費:無料(参加者は美容院miq高田馬場店のカット代が半額(2000円)になる特典があります)
イベント概要:第一部:WLSJの説明、稲波紀明の宇宙旅行の説明
       第二部:トークショウ(WLSJ・松浦晋也・稲波紀明)
協賛:美容院miq高田馬場店
演出:稲波紀明

2010/10/17

GLXP Team Summit @ Isle of Man

WLSJ代表の袴田がWLSのランダー開発リーダーであるDr. Bartonと共に、10月4日(月)と5日(火)に開催されたGLXP Team Summitに参加してきました。

GLXP Team Summitとは、X Prize財団(XPF)が主催するGoogle Lunar X Prize(GLXP)の参加チームを招いた全体会議です。毎年行われており、今回は4回目です。23チームエントリーしていますが、このサミットに参加していたのは12チーム(+この時点では公式に登録していない1チーム)でした。


会場はIsle of Man(マン島)。イギリスとアイルランドの間にある島です。タックスヘブンであり、宇宙産業にも力を入れています。6月にあるバイクレースであるTTレースでご存知の方も多いかもしれません。


サミットは内容を簡単にまとめると・・・

・前日レセプション
GLXP担当者の紹介や、ManSat紹介など。各チームの参加者とも挨拶。夜遅くまで他のチームやメディアと飲んでました。


1日目は・・・

・MTAの議論
・記者会見
・地元の学校での教育イベント

・メディアへの各チームのプレゼン


・Castle Rushenでのカクテルパーティー
パーティー後は、MITでX Prizeの社会的インパクトを研究しているという博士課程の学生とのインタビューも受けました。


2日目は・・・

・地元企業訪問
・専門家のレクチャー
・広報活動の議論


XPF関係者や他のチームメンバーと話し、肌感覚で状況をつかめたのは非常に有効でした。

ロンドン経由で日本帰国だったので、帰りにWLSチームリーダーであるSteveとロンドンで食事をしました。WLSの話から仕事の話、彼のプライベートなまで短い時間でしたが、いろいろ聞くことができ、これまたいい機会でした。

他にもGLXP Team Summit関連の記事があります。

2010/10/11

WLSJ設立イベント

2010年9月20日(月・祝)にお台場にあるTOKYO CULTURE CULTURE(カルカル)にて、WLSJのキックオフイベントを行いました。

短い広報期間にも関わらず、宇宙開発従事者以外にも多くの他の産業の方にもご参加いただき、WLSの活動への関心の高さを感じました。イベント後のアンケートにおいても実に85%以上の参加者が「よかった」との回答を頂きました。


イベントでは、まず、ビッグゲームの始まりをイメージしたWLSJ作成の映像で始まりました。
ヨーロッパを含めたWLSのチームメンバーの紹介、WLSのプランの紹介を行い、参加者参加の体験ゲームを行いました。

月面上のローバーを地球の指令センターでコントロールすることを模擬したゲームです。

月面上のローバーを操縦するには、ローバーまたは着陸機からの限られた視野の映像を基に次の動作を判断しなければなりません。また、月面と地球でのデーター通信のスピードにより、地球での指示と月面上のローバーの動きに時差が発生します。
ローバーのこの難しい操作を指示してもらいながら、ローバーに取り付けた筆で仮想月面に模様を描いてもらおうというゲームです。

『月面DEアート』

参加者を4つのチームに分け、それぞれのチームで地球から月面に送る指示をブレストしてもらいました。数字、記号、アルファベットのみで指示を作ってもらいました。

月面には、ローバー操縦者1人と月面カメラ役1人が配置につきます。
他の人は地上局の指令センターに配置します。

地球の指令センターのみに、どのような模様を月面に描いてほしいかの指示がWLSより紙で示されます。

地球の指令センターはその模様を描くために作成した指示を紙に書いて、月面上のローバー操縦者に次の指示を伝えます(言葉で伝えてはルール違反です。あくまでも記号のみで伝えます)。

また、地球の指令センターでは、月面上のローバーを直接見ることはできず、月面カメラの画像をモニターで確認し、指示を考えます。

果たして、どのチームが一番上手に模様を描けたでしょうか?


ゲームはとても盛り上がり、参加者からも「面白かった」という声を多数いただきました。

驚いたことに、寄付ボックスにたくさんのお札が。。。
募金していただいた方、本当にありがとうございます!!


■アンケート結果
回収率: 90%

参加者属性:
職業: 会社員65%、経営者・役員12%、学生12%、その他12%
産業分野: 宇宙開発23%、機械18%、IT14%、金融14%、コンサルティング9%、航空5%、電気5%、その他14%

イベント評価: 非常に良かった64%、良かった24%、普通12%、良くなかった0%、来なければよかった0%

協力意思: 無償69%、有償14%、回答なし17%

参加者の声:
・ゲームがかなりおもしろかった
・時代を変えていく興奮を感じます、楽しみです。というよりは、楽しみを作る方向に動きたいですね。
・ローバー運用面白いですね。思い通り動かなくても工夫する根性が必要!
・「参加する」宇宙 という言葉がステキです。ローバーの走行実験見たいです。
・課題が多く、WLSJがどのような方針で、どのようなものを開発し、実行するのか、もう少し具体的に説明してほしかったです。
・宇宙関係でない人の話も聞けてよかった
・分野展開を考えてているところが、何か関われそう!と思えた。


また、カルカルでもライブレポートを公開いただきました。
こちらも併せてご覧ください。