2015年までに月面に無人探査機を送り込む民間ミッションが日本で始動します。Googleがスポンサーとなっている宇宙を舞台にした壮大な賞金レースであるGoogle Lunar X PrizeにWLSの一員として日本人チームも参加します。リアルです。このビックゲームに勝つには、日本の皆さんの力が必要です。一緒にワクワクしたいサポーターの参加をお待ちしています。

2011/03/03

最終チーム登録発表

2011年2月17日にX Prize財団はGLXPに最終的に29チームが登録したと発表しました。 この29チームが公式チームとしてGLXPを争うことになります。 もちろん、WLSJもWLSの一員として公式チームとなっています。

チームはNPOから大学や1000億円企業のコンソーシアムまで多岐にわたります。また、参加国も、4大陸17カ国からの登録があったようです。


以前から明らかになっているチームのほかに新たに8チームの登録がありました。
  • Mystical Moon(USA):ミステリアスなチームのため詳細はほとんど開示されていない
  • Space IL(イスラエル):イスラエルの若者へ科学啓もうとイスラエルの宇宙産業の発展を目的としている
  • Puli(ハンガリー):ハンガリー人の若手専門家と宇宙好きによるチーム
  • SpaceMETA(ブラジル):情報通信やデザイン思考プロセスなど数々の起業を経験してきた起業グループのチーム
  • Plan B(カナダ):既存技術を利用した探査機を設計予定
  • Penn State Lunar Lions(USA):ペンシルベニア州立大学の教授、エンジニア、学生によるチーム
  • Angelicum Chile(チリ):工学のバックグラウンドを持つ起業家、学生、専門家によるチーム
  • Indus(インド):10年以上の複数の起業経験を持つ起業家のチーム
  • Phoenicia(USA):ノースロップグラマンルナーランダーXチャレンジの参加チーム

X Prize財団会長のピーター・ディアマンデス
氏は次のようにコメントしています。
「民間による月レースが公式にスタートになった。私が驚いたのは、初めてこの賞金レースを公表した時は10チームぐらい集まるのが関の山だろうと思っていた。しかし、実際は約30の革新的なチームが登録し、月への新しい道のりを示そうとしている」

グーグル社宇宙担当のティファニー・モンタギューは次のようにコメントしています。

「ライト兄弟による人類初飛行の時から、最も革命的で成功した発見は概して小さいが起業家精神に富んだチームから生まれる。グーグル社はこのようなグローバルかつ革新的なグループと同様に、非常に困難な技術的、科学的なチャレンジに挑戦する情熱を共有している。だからこそ、この始まったばかりの試みにグーグル社は彼らの健闘を祈っている」

ソース:Final Team Roster Announced!

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