以前は欧州宇宙局(ESA)で構造と機器構成のエンジニアとして働き、惑星着陸船、科学的ミッション、打上げロケットなど様々なプロジェクトにおいて技術面で貢献。ESAコンカレント・デザイン・センター(CDF)で20を超えるPre-Phase Aの設計検討を行い、さらには、ヨーロッパ宇宙産業において、宇宙船やロケットの構造に関連する技術開発や標準化を実行。
国際宇宙大学(ISU)で宇宙学の修士号、そしてシドニー大学で航空宇宙工学の博士号を取得。専門は、構造最適化技術の実用化。また、東京大学大学院での半年間研究したほか、ニューサウスウェールズ大学でポスドクとして研究した経験を持つ。
オーストラリア宇宙研究所(the Australian Space Research Institute、ASRI)、オーストラリアの全国宇宙協会(the National Space Society of Australia、NSSA) 、月探査協会(the Lunar Explorers Society)の会員。
彼は次のように語っている。
「私は、宇宙における人類の次のステップの中心的な役割を果たしたい。人類が地球軌道上、月面基地、はたまた小惑星の鉱物採石所や火星で幸せに暮らす未来を夢見ている。宇宙への移住により、動力源、資源、テクノロジー、コミュニケーション、構想力、ワクワクするような旅行先など、莫大な利益をもたらすだろう。Google Lunar X Prizeの大胆さに魅力を感じている。そして同時に、多くの人々と協働することで必ずミッションを達成できるという自信がある。さらには、このコンペティションから必ずや長期的な利益が得られると考えている」
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