2015年までに月面に無人探査機を送り込む民間ミッションが日本で始動します。Googleがスポンサーとなっている宇宙を舞台にした壮大な賞金レースであるGoogle Lunar X PrizeにWLSの一員として日本人チームも参加します。リアルです。このビックゲームに勝つには、日本の皆さんの力が必要です。一緒にワクワクしたいサポーターの参加をお待ちしています。

2011/05/05

震災ボランティア⑤出会ったボランティアの方々

今回のボランティアで多くの人に出会うことができました。
まさに一期一会ですが、
一部、強く印象に残った人を紹介してみたいと思います。

●ボランティア情報提供&駐車場整理@宮城県泉パーキングエリア

ボランティアは現地にいってこそやることがあると思っていましたが
まさに現場といわれる所以外にも
こんなにもやれることの広がりがあるんだなぁ
という幅の広さに驚きました。

ちなみに兵庫県のボランティアの方々でした

●高齢者ボランティア@陸前高田市ボラセン(ボランティアセンター)

仕事は引退しているので、長期間滞在できるらしい
車に寝泊まりしていて自炊もお手の物
俺らとは鍛え方が違いますよ
歳を感じさせないバイタリティには脱帽でした

70歳の盛岡からきている元自衛官の方は
体力、現場の知恵など
全てにおいて頼りになる大先輩でした。

63歳の愛知からきている方は、
活動時ボラセンとの連絡をうまくとってくれて、
ボラセンとボランティアチーム、
チームの連携を
良い方向に導いてくださいました。

●ボラセン駐車場でテント住まいのボランティア

駐車場の片隅にテントが何日も張ってありました。
長期間やっている様子でした。
台風のような天気の日もありましたが、
そこに滞在していたんでしょうね、
すごいサバイバル力です 汗

●祖母がまだ行方不明の中ボランティア活動をされていた方

話を伺い、本当に辛い心情の中、
悲しみに浸っているだけでは次は始まらないと
ボランティアに参加されていました。
ボランティアの現場でもそのような方々はたくさんいるんです

早く見つかることを祈るばかりです

●阪神大震災でボランティアをしてもらった恩返しとして参加された方

過去の阪神大震災で被害にあったが、
ボランティアに助けられたそうで、
今回は自分が助ける番だとおっしゃっていました。

こうして絆がつながれていくことを実感しました。

彼は同時に
復興という現実の難しさをボランティア参加者に伝えたりして
被災地が迎えるであろうこれからの課題などを
経験談を基に聞かせてくれました

●ボランティア団体

活動中、バスでボランティアに来ている団体もいくつもありました
駐車スペースが限られているので被災地に迷惑をかけない来方ですよね

団体の中には外国人の方がいましたが、
彼ら自身も難民で母国に帰れないため
ボランティアをしながら生活をしている人達もいるとの話を伺いました。

●東京での仕事を辞めて復興のために東北に帰ってきた人

東北復興に貢献するために
東京での仕事を辞めてボランティアに参加している人もいました。
とても志も意識も高く、素晴らしい方々でした。
これからの東北復興をリードしてくれる方々になるのでしょう




以上の様な方々に出会い、
自分が勇気を与えるつもりで向かったはずなのに、
逆に勇気をもらって帰ってきたような気がします。

これからの日本は復興できるはず
すごい東北が立ち上がるはず
そして行動に移せば、私たちもその力になれるはず

1 件のコメント:

  1. 一言でボランティアといっても様々な人がいることが分かりました!!

    元自衛官の方なんてきっと今まで生きてこられた経験や知識がおありでしょうし、すごいなぁと思います。

    身内がまだ見つからない人、仕事を辞めてまでして地元のために帰ってくる人、本当に脱帽です。

    テレビでは伝えられていない一面が分かりました。

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